インフラ・環境事業部門では、当社の駐在員が長年現地で築き上げたネットワークを元に、中近東・アフリカ諸国を中心に、電力、上下水処理整備など環境に配慮した日本の先端技術を提供することで発展途上国のインフラ整備に貢献すべく、日本メーカーとの橋渡し役となっています。
北アフリカのリビアは、その特殊な政治体制もあって日本からは馴染みのない国ですが、国内のインフラ整備に力を入れています。弊社では、効率的に発電してCO2を減らす複合火力発電所向けに信頼の高い日本メーカーのタービン発電機を供給しています。近年リビアで稼働中・新設工事中の火力発電所の蒸気タービンは、日本製タービンが大半を占めており、客先からも非常に高い評価を得ています。
また、ベンガジ市内の超高圧ケーブル送電網整備プロジェクト、さらに古い既設送電線の容量を2倍に増やす特殊コンダクター等を納入し、広い国内の送電網整備にも貢献しています。電力会社に限らず、生産活動に大量の電力を消費する各国の製鉄会社、アルミ工場、セメント工場等へも日本の技術の積極的な提案、供給を行っています。
新エネルギー分野では、当社は「無電化地域に簡易で安価な電力の供給!」をテーマに発展途上国向け小規模発電の市場提案と投入を進めて参りました。さらに、ソーラー発電、風力発電、小水力発電等、日本の技術を活かした再生可能エネルギーの展開を総合的に行っています。
MBRという膜を使った下水処理設備は、処理した水の再利用が可能で、雨の少ない中近東諸国の環境に配慮した設備。現在までにトルコ、イラク、モロッコなどに納入して参りました。この他、貴重な水資源の有効利用に重点を置いて事業展開しています。
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